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【SHOP INTERVIEW】 ひともまちも、すこやかに、美しく。 商店街で100余年受け継がれる美容サロン。 『化粧品のフジタ』店主 藤田和子さん(中央)・ゆうこさん(右)・まやさん(左)     円頓寺商店街で創業100余年の老舗『化粧品のフジタ』は、大正2年(1913)創業。初代・藤田弥雄吉氏は『フジタ勉強堂』という屋号で、当時から自社で化粧品の開発・製造も手がけていたという。 「ちょっとお堅い名前だけど、“勉強しますよ”っていう意味で曽祖父は命名したらしいですよ」(まやさん) 「昔のお店は現在の『喫茶まつば』さんあたり。親子で方針が違ったので2代目(光孝氏)の店として今の場所に『化粧品のフジタ』西店を出したそうです。戦後、焼失した西店を新築し今に至ります」。(和子さん)   光孝さんはモダンなことが好きで、屋号のデザイン(現在のロゴ)や石鹸のパッケージにも凝ったり、とりわけアーケードの建設(昭和39年)には、商店街組合理事長として奔走したという。 「昔からのご近所さんは、いつも蝶ネクタイをしていたおじいちゃんのことを“マスター”って呼んでいましたね」(まやさん) 「私が嫁いできた頃はまだ世の中全体が華やかなりし高度成長期で、初めてアーケードを見た時は、なんて煌びやかで綺麗な商店街なんだろう!と感激しました。大きなショーウインドウが並び、どの店も競うように季節ごとの装飾に力を入れていましたね。特に義父は凝り性で、1日中ウインドウの中で作業していたと聞いています」(和子さん)     トータルビューティーを目指し、美容師免許を取得して当時まだ珍しかったサロンを開設したのも、光孝さん。そのスタイルを受け継いで、フジタでは現在も有名化粧品メーカー美容部員の経歴を持つ和子さんを筆頭に、娘さんも美顔師としての資格を持ち、店内のサロンでフェイシャルケアやフェイシャルエステ、美顔レッスンなどを行っている。   「うちの店では主に、『日本オリーブ』や『クロロフィル』『パックス』など、昔からずっと根強く支持され続けている自然派の製品を扱っています。天然の葉緑素や100%純粋なオリーブオイル、界面活性剤不使用のもの、敏感肌にやさしいスキンケア化粧品、環境にもやさしいせっけん・シャンプー・歯磨きなど、女性はもちろん、男性やお子様も愛用してくださっています。特に思春期のニキビや肌荒れ、髭剃り後のケアなど、お悩みに合わせてアドバイスもしていますので、お肌や髪のことなどお気軽に相談してください」(和子さん)     2013年には、創業100周年を迎えた。この年、<円頓寺秋のパリ祭>の第1回目が開催され、商店街活性化が本格的に幕を開けた記念すべき年となった。2015年には、藤田家ゆかりのアーケードが半世紀ぶりに全面改修され、一新してリニューアル。姉妹の父で3代目の(故)景敏さんが店の代表に就き、名実ともにファミリーで店を商店街を盛り上げていく存在となった。   赤い鳥居がアーケードの風景に映える金刀比羅神社は、氏子総代を務めてきた景敏さんが、長年清掃や修繕など熱心にお世話を続けてきた。現在はその遺志を継ぎ、高所の枝や煤払いまでパワフルにこなしている藤田姉妹。その姿を見て、近年出店した店主たちも加わるようになってきたという。 脈々と受け継がれるのは商いだけじゃない、熱い思いをつないで「ひともまちも美しく」。そんなビューティーシスターズに会いに、円頓寺商店街を訪れてみませんか。
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