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日喜屋
創業58年目の名古屋では数少ないホルモン鉄板焼きの店です。
創業以来の自家製のみそダレで味付けをして野菜と一緒に炒めます。お好み焼き、焼きそば、一品料理もございます。
Overview店舗概要
【SHOP INTERVIEW】
名古屋ならではの味噌だれに大満足!
熱々がうれしい円頓寺ソウルフード。
『日喜屋』二代目 山田多美さん
「あーつかれた」「スタミナつけたいなー」そんな日は、仕事帰りにホルモン焼で一杯、どう?「えんどうじ」の文字が揺れる暖簾をくぐると、昔ながらの鉄板付きテーブルが並ぶ店内。正面奥では、ジュージューおいしそうな音と湯気が立ち上り、ビールやチューハイと入れ替わり立ち替わりに熱々のお皿が運ばれる。その熱気に「とりあえず生!」、そしてやっぱりもやしや野菜たっぷりのホルモン!をオーダー。目の前の鉄板で焼いてもらうのが下町式だ。
『日喜(ひよし)屋』は、円頓寺商店街で60年近くずっとこの場所で営業しているホルモン鉄板焼きのお店。地元の人から近くの会社員、円頓寺商店街にぶらっと訪れる人まで、お客さんは実にさまざま。 「この界隈も、昔からのお店は少なくなってきて、新しいお店の方が多くなってきたぐらい。お客さんの顔ぶれも変わってきてるけど、退職された常連さんがいまだに来てくださるでありがたいわね。いちばん長いお客さんは、50年ぐらい通ってくださっとるよ」と話す多美さんは、この店の二代目。今の時代、跡継ぎがなく暖簾を下す店が少なくない中、息子さんの法樹(のりき)さんが三代目として店に立ち、多美さんを支える。 「商店街の取り組みでテイクアウトやデリバリーを支援してもらったので、バイクで市役所や栄の方へも出前を始めたんですよ。ボリュームがあって安い!とランチもよく利用してもらっています」。 メニューには、鉄板焼、串焼から丼物、そばめしやチャーハンまでと幅広く、お食事処としても人気。ワンコインでおつりがくるホルモン丼や豚丼などのランチメニューは、お隣の『カブキカフェ ナゴヤ座』の役者さん御用達でもある。 「メニューは昔からそう変わってない。ずっとうちは味噌だれのホルモン鉄板焼き。たれはうちでつくっとるの。もやしもどっさり、野菜がたくさん食べられていいって、若い人も喜んで食べてくれるね。グループでいらっしゃると、5人前のミックスを頼まれることが多いかな。鴨つくねなど、串物や単品もあるので、おひとりのお客さんも多いですよ」。 ボリュームもあってしっかり飲めるとあって、男性客が多いと思いきや、昨今は女性客も増えつつあるという。 「女性も男性に負けず、よう飲む人が増えてきたわね(笑)」 円頓寺商店街はどんな街?とお尋ねすると、「住みやすい街だわね」とひとこと。 「マンションと違って昔からのご近所づきあいがありますからね。みんな顔見知りで、よく話もするし、なにかと助けてもらったり。最近は飲食店が増えたけど、デパートとかにはないような個性的なものを売るお店もあって、おもしろいでしょう。商店街はお祭りやイベントがあるのもいいねえ。昔から続いている七夕まつりは毎年楽しみ。ハリボテを作るのは大変だけど(笑)。そりゃひと月半ぐらいかけて作るんだもの。この頃は “秋の円頓寺パリ祭”も人気があってね。七夕はお子様連れ、パリ祭はアベック(笑)。人が多く集まってくれるのはやっぱり嬉しいことです」。 コテを片手に、若い人たちとも気さくにおしゃべりしながら、ころあいよく炒めてくれる多美さんのホルモンは、円頓寺商店街の元気の源!おなかをすかして、かわらぬ味をお楽しみあれ。News店舗からのお知らせ
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